薄くて柔軟性があり、短時間で高温になる面状発熱ヒーター
動画説明
面状発熱ヒーターに電圧を加えて加熱させ、ロウソクを溶かす実験を行いました。サーモグラフィーカメラで確認すると、加熱してから約15秒程で130℃にまで達していることがわかります。また、面状発熱ヒーターの下面に接しているロウソクと、上面に接しているロウソクがどちらも溶けていることから、面状発熱ヒーターの両面が十分に発熱していることがわかります。
使われている注⽬技術
ステンレスにポリイミドをコーティングした基板のステンレスをエッチングしてヒーター回路を形成しています。ステンレスは比抵抗値が銅やアルミに比べて20倍以上も高いため、発熱させやすいという特徴があります。また、ポリイミドは熱硬化性樹脂の中でも耐熱性が高く、面状発熱ヒーターの耐熱温度は約200℃となっています。面状発熱ヒーターの厚さは約0.1mmで柔軟性に富み、曲面にも追従させることが可能です。
用語解説
比抵抗値・・・物質が電気の流れに対してどれだけ抵抗を示すかを表す値のこと。一般的に比抵抗値が低いほど、材料は電気を流しやすい(導電性が高い)とされ、
比抵抗値が高いほど、材料は電気を流しにくい(絶縁性が高い)とされます。
ポリイミド・・・骨格中にイミド基を持つスーパーエンプラで、耐熱性樹脂の中でもトップクラスの耐熱性、電気絶縁性、機械物性を持つ高分子材料です。
その特性から、航空宇宙、エレクトロニクス、自動車など、幅広い分野で利用されています。
こんなところで使われています
車両のフロントガラスに搭載される安全装置カメラの周辺及び監視カメラなど、高い温度が求められる場所に使用されています。
Amazing!とは『この技術は凄い!』『こんな技術思いつかなかった!』など、
ユニークな技術や斬新な技術に対して驚かれた度数を示しています。
技術動画を閲覧して驚かれた場合、Amazing!ボタンを押してください。
Amazing!ポイントが高いほど、多くのユーザーが驚いた動画になります。