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「Interop Tokyo 2025」6月11日から開催

電線新聞

「Interop Tokyo 2025」6月11日から開催過去の会場の様子

 

 「Interop Tokyo 2025」(主催:Interop Tokyo実行委員会)が、11〜13日の3日間、千葉市美浜区の幕張メッセ(国際展示場展示ホール4~8/国際会議場)で開催される。

 

 同展示会は、1994年の日本初開催以来、毎年国内外から約500の企業・団体が参加する、インターネットテクノロジー分野のイベント。会場でのデモンストレーションやセミナーを通じて、技術動向とビジネス活用のトレンドをいち早く体感できる。

 

 32回目を迎える今年は、各社の展示に加えて、基調講演、展示会場内セミナー、専門セミナー、Interop Tokyoカンファレンス(有料)が連日開催される。また、「デジタルサイネージジャパン2025」、「APPS JAPAN 2025」、「画像認識AI EXPO 2025」が同時開催される。

 

 基調講演は、11日9時30分からはKDDI執行役員の藤井彰人氏による「KDDIの5G×AI“つなぐチカラの進化”」、12日13時20分からはグーグルの毛利健氏による「Chrome Enterpriseで実現する、AI時代の生産性とゼロトラスト」が行われる。

 

 有料のInteropTokyoカンファレンスのテーマは「AIが激変&進化させるグローバルなインターネットインフラ」。すべての産業・国・モノ・ヒトがつながり、その背後にある力強い人工知能が常にアップデート・アップグレードされるインテリジェント・コネクテッドな社会について、よりディープで有益な情報を共有する場となる。

 

 主催者企画では、今年は新たに「教育AIサミット」を開催する。NECソリューションイノベータ、青楓館、みんがくなどの企業・団体が参加し、教育の場では導入が十分ではない生成AIの活用について、正しい理解を促し、すべての人がその力を生かせる未来の実現を後押しする。

 

 会場内にネットワークを構築する「ShowNet」は、出展社から提供された約2千の製品・サービスと、約700人のトップエンジニアが幕張メッセに集結し、会場内にネットワークを構築する。今年のテーマは、「ShowNet isYour Network」で、精工技研、センコーアドバンス、フジクラ、古河電工などから提供される最新の製品やサービスを組み合わせ、「2年後、3年後にネットワークに必要なこと」を提案する。昨年提案した、どんな用途にも柔軟に対応できる「コンセプトネットワーク」を、今年は「自分のもの」としてもらうという思いが込められている。

 

 ShowNetステージは連日開催され、センコーアドバンスの古関健太氏による「SN-MTコネクタの生成AIデータセンターへの貢献について」などの講演が行われる。ShowNetテクニカルツアー&セッションは、展示会終了後の2時間、静けさを取り戻しつつある展示会場内で、実物を見学しながら説明を受けるウォーキングツアーと、NOCチームメンバーによるセッションをセットにして実施する。ウォーキングツアーは、NOCチームメンバーによるウォーキングツアーで、よりディープなShowNetを楽しむことができる。

 

 「Best of Show Award」は、出展企業各社からエントリーされる選りすぐりの新製品を、有力メディア各社のキーマン、学術界の識者によって編成される審査委員会が審査し、「今年の一品」を決定する。

 

 電線業界からは、住友電工、古河電工、フジクラ、大電、精工技研、白山などが出展する。

 

 

(電線新聞 4396号 4面 2025年6月9日)