5G用Sub6帯域対応漏洩同軸ケーブル
フジクラ・ダイヤケーブルは、5G帯域対応漏洩同軸ケーブルと専用コネクタを横浜市営地下鉄ブルーラインに初納入したと発表した。
今回納入されたケーブルは、5G用Sub6帯域対応漏洩同軸ケーブル「LCX20D―S6シリーズ」で、昨年のつくばフォーラムに出展した製品群(Sub6携帯電話用LCX)を改良したもの。国内では他社に先駆けた導入となり、国内市場における先行性が同製品の強みとなっている。
近年、携帯電話の通信トラフィックは増加傾向にあり、通勤ラッシュ時の地下鉄では通信が利用しづらい区間が増加している。これを受け、通信環境の整備・維持管理に携わる移動通信基盤整備協会(JMCIA)は、現行の4Gシステムに加え5Gシステムを追加導入する対策を計画している。同製品の開発時には、JMCIAの線路設計に対して電波放射特性を最適化するなど、きめ細かに対応したという。
地下鉄以外にもトンネル内などの閉空間において、5G用Sub6周波数帯で優れた電波伝搬特性を有するアンテナとして使用が可能だ。2026年春に計画されている実証実験を経て、実用化に向けた展開が進む見通し。
※電線新聞4428号(2026年4月20日付)4面